さよなら

触れている手を離し
広がる空を越えて
君のいないところへと帰る

簡単に会えることが特別なことで
話すことしか出来ない日々が日常になり
想像の中でしか毎日君を想えなくなる

さよなら

今まで渡りたかったこの橋を敬遠し
今ではその距離にもどかしさを感じる

君とさようなら

初めて出会ったあのベンチ
季節を感じながら歩いた公園
また明日と言い合った日々
寒空の流れ星
一緒に見た朝焼け

さよなら

君のいない世界で
君を想いながら
どうやって生きよう

タグ：写真 ワラビー 動物 自然 詩 アート

コメント 4

いくつかの「さよなら」を経て、
今の自分があると思う。
今の暮らしを共にする人と出会ったことは、
その「さよなら」があったから。
これまでに出会った人全てに感謝します。
by 寂光 (2010-04-27 21:22) 

……どうやって生きようか

ワラビーくん　教えて＾＾。
by froro (2010-05-02 13:54) 

寂光さん
出会いと別れ
その経験をどう自分の人生に反映させられるか
それが今の課題だと日々感じて生きています
同じ時代、同じときを生きてくれていることに感謝します☆

自然と一生続く関係にぼちぼち出会いたいものですが(笑)

by ななはち (2010-05-03 18:33) 

froroさん
はは
ねぇ、この小さいワラビーくんに導かれたいものです
…真っ先に餌場へと導いてくれそうですが(笑)

愛しさを感じるのもいいですよね♪

by ななはち (2010-05-03 18:34)